ドリスに金本監督好印象「去年より良くなった」 沖縄合流即ブルペンで32球
「阪神春季キャンプ」(16日、宜野座)
阪神との再契約が大筋合意しているラファエル・ドリス投手(29)が16日、沖縄キャンプの練習に合流した。さっそくブルペンでは32球を投げて変化球も披露。昨年手術した右肘の回復状態の確認がテーマとなる中、金本監督はフォーム面での好印象を口にした。
「思ったより良かった。去年より良くなったんじゃないかというイメージがある。フォームで(去年は)誰が見ても手投げにしか見えなかったけど、体を使うのがうまくなったかなというイメージ」
自ら足を運んでチェックし、前向きな変化を感じ取った。カットボールやツーシーム、スプリットのキレを確認できたこと以上に、バランスが良くなったフォームが目についた。香田投手コーチも「随分、向こうでいいリハビリをしていたんだと思う」と納得の投球だった。
四藤球団社長も「思ったよりしっかり投げられていた」と評価。ドリスはコメントを残さずに球場を後にしたが、今後は最終テストの場となる22日の紅白戦に向けて状態を上げていく。