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高山 目指すは岡田超え「3割、20本」 大卒2年目で達成誓う

公開自主トレでバットを振り込む高山 
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 再び金字塔に挑戦だ!阪神・高山俊外野手(23)が7日、東京都府中市内の母校・明大野球部グラウンドで自主トレを公開した。不言実行を貫いてきた男は今季の目標に「3割、20本塁打」と明確な数値を設定。達成すれば球団の大卒2年目選手では史上初となる。1981年の岡田彰布でもなし遂げられなかった偉業に挑み、頂点を目指すチームの原動力になる。

 不言実行を信条に野球道を突き進んできた高山が、はっきりと今季の目標を口にした。「全試合スタメン出場を大前提に『3割、20本』を目指してやっていきます」。報道陣約40人が詰めかけた母校のグラウンド。名実ともに虎の顔になろうとしている男が、覚悟をにじませた。

 「基本的にあまり数字は言いたくなかったんですけど、もうやっぱりそのくらいの気持ちでやらないと厳しいと思うので、そのくらいの気持ちで今シーズンはやっていきます」

 球団創設から81年がたったが、大卒2年目で「3割、20本」を達成した選手はいない。近年で最も近づいたのが1980年に新人王を獲得し、2年目に打率・289、20本塁打、76打点を記録した岡田彰布。偉大な先人も超えていく気概で日々を過ごしている。「成長できてよかったと思えるシーズンにしたいです」と胸を張った。

 そのために、まずは以前から目標に掲げていた「全試合スタメン出場」を果たす。昨季は6月に打率・217と大不振に陥り、先発メンバーから外れることも多くなった。一番の理由は体力不足だと分析し、今オフは今まで以上に筋力トレーニングに励んで全身を強化。「筋力を増やせばパワーもつきますし、けがもしにくくなる」と打撃力向上にも生かしている。

 シーズン終了時から振り込み始めた990グラムの重量バットも、手になじんできたという。この日は「振れるようになってきたかな」という“相棒”を使ってティー打撃、マシン打撃と打ちまくり、ウエートトレーニングを含めて約4時間の自主トレ。額に光る汗が充実感を物語っていた。

 「去年は若い選手との競争の中で1年間やりましたけど、今年はもっと厳しくなると思います。またチームも4位ということで非常に悔しい思いをしたので、今年は優勝できるように、笑って終われるようにしたいです」

 球団新人安打記録を塗り替えるなどした昨季の打率・275、8本塁打、65打点からのジャンプアップは容易ではない。それでも、自身の未知なる可能性を信じる。「3割、20本、80打点、20盗塁」を期待する金本監督も、掛布2軍監督もそれは同じだ。高山のバットが金本阪神2年目の象徴となるか-。今季、新たな金字塔に挑む。

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