阪神・鳥谷、レギュラー再奪取へ決意「ふがいないシーズン」振り返る

厳しい表情で会見する阪神・鳥谷敬=阪神球団事務所(撮影・飯室逸平)
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 阪神の鳥谷敬内野手が2日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨んだ。15年から年俸4億円(金額は推定)の5年契約を結んでおり、来季が3年目。「今年は自分としてはふがいないシーズンだった。現実的にレギュラーではないので、来年またレギュラーを取れるようにしたい」と定位置を奪い返す決意を示した。

 13年目の今季は、攻守で精彩を欠く試合が目立ち、入団以来自己ワーストとなる打率・236に終わった。

 7月24日・広島戦(マツダ)で、連続フルイニング出場が667試合でストップ。「数字というよりも、1年間試合に出続けることを目標にしていたので、連続フルイニング出場を達成できなかったのは悔しかった」。シーズン中は、現状を打破するために、攻守で試行錯誤したことも明かした。

 先発落ちした後は、北條が遊撃に定着。自身は9月3日・DeNA戦(甲子園)では12年ぶりとなる三塁で先発するなど、来季のポジションは確約されてない。キャプテンも福留に譲るプロ14年目は、挑戦者としてスタートする。

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