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板山課題の左腕から3安打!掛布2軍監督「左が打てれば1軍にいい報告ができる」

 「フェニックスリーグ、阪神0-1西武」(8日、南郷球場)

 阪神の板山祐太郎外野手(22)が西武戦で3安打の活躍をみせた。左投手に対する打撃が課題だったが、この日の3安打はすべて左投手から放った。掛布雅之2軍監督(61)も左投手を苦にしなかった打撃を評価。若虎が開幕1軍を目指し、日々成長していく。

 コースに逆らわず、素直に打ち返した。来季開幕1軍を狙う板山が3安打の活躍。左打者として、攻略必須の左投手から全て逆方向へはじき返した。みやざきフェニックス・リーグでは、1番打者として固定されている若虎が、リードオフマンとしての役割をしっかりと果たした。

 「(左投手に対して)苦手意識はないけど、(今季)あまり打席に立つことがなかった。自分の一つの課題でもあるので打てたことはよかった」

 試合前には、熊本・阿蘇山噴火による火山灰の影響などを心配する声が選手、首脳陣から聞かれた。だが、そんな不安も、板山はバットで振り払った。一回から調子は全開だった。1、2打席とも鋭いゴロで三塁線を破る左前打で出塁。3打席目にはカウント3-2から、しぶとく三遊間に打球を運んで遊撃への内野安打。西武先発は今季1軍経験もある左腕・佐藤。テンポのいい投球に味方打線が苦しむ中、ただ1人複数安打をマークした。

 掛布2軍監督も「板山だけがうまく、反対方向へ打っていた。左ピッチャーだから、反対方向へ打とうと意識していたんだろうね」と評価。さらに「左(投手)を打つことによって、全然評価も変わるだろうし、左と対戦する時はその打席を大切にしなさいよ、と言っている。それができれば上にいい報告ができる」と、左投手攻略が1軍昇格への近道であることを強調した。

 板山自身も分かっている。「今は(結果を)継続することよりも、常にレベルアップを目指して考えてやっている」。1軍と2軍を行き来した今季。8月中旬、試合に出続けたことで疲労はピークに達していた。そんな中でもスクワットなどの筋力トレーニングは欠かさなかった。軽傷で済んだが、オーバーワークで腰を痛めたこともあった。体をいじめ抜いてでも、上を目指す向上心が自らを突き動かしている。

 2年目となる来シーズン。ポジション争いは激化するが、虎視眈々(たんたん)とその座を狙っている。目指すは開幕1軍-。この期間で結果を残し、自信へと変えていく。

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