「僕は幸せ者だと思います」 福原の一問一答(4)

阪神・四藤慶一郎球団社長(左)から花束を受け取り笑顔をみせる阪神・福原忍=西宮市内のホテル(撮影・田中太一)
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 阪神・福原忍投手(39)が23日、西宮市内のホテルで会見を開き、今季限りでの引退を発表した。タテジマ一筋18年間の現役生活に別れを告げる決断を下した右腕。背番号28のユニホーム姿で臨んだ会見では時折、涙で声を詰まらせながら心境を語った。会見での一問一答は次の通り。

 -あらためて、甲子園のマウンドはどういう場所だった。

 「すごいたくさんの阪神ファンの方の応援の中で、グラウンドの少し高いマウンドの上で投げられるということは本当に気持ちいいことですし、最高の場所だと思います」

 -特にここ数年は「ピッチャー・福原」とコールされて、大熱狂のライトスタンドの方からマウンドに向かい、仕事を終えて一塁側に戻る。そのあたりの景色は今でも鮮明に浮かぶのでは。

 「本当にすごい、すばらしい応援をしていただいて、本当に感謝しています」

 -周りの人のおかげがあっての18年間だった。

 「そうですね。本当にいろんな方、家族、先輩方、後輩、そしてファンの方々に支えられた野球人生でした」

 -今後の人生プランは。

 「引退ということを決めたばかりなので、まだ先のことは」

 -最後に、本当につらい時も、いい時も大きな声で応援してくれたファンにメッセージを。

 「本当に18年間、応援していただき、本当に僕は幸せ者だと思います。ありがとうございました」

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