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横田、プロ初安打は泥臭く内野安打

 「阪神7-3中日」(26日、京セラドーム大阪)

 泥くさかった。奇麗な当たりではない。それでも全力疾走で駆け抜けた。「2打席凡退していて2ストライクで追い込まれていたんで、あれしかないと思いました」。阪神の3年目・横田がプロ入り後、初めて「H」のランプをともした瞬間だ。

 五回1死。カウント1-2から山井の112キロカーブに必死に食らいついた。力のない打球が遊撃・遠藤の前に転がったが、諦めずに快足を飛ばして一塁セーフに。金本監督も「横田の全力疾走。そこですよね、一番大きいのは」と称賛を惜しまなかった。

 暴走を反省

 六回も無死二塁でジョーダンから三遊間を抜ける左前打。次打者・ヘイグの左犠飛につなげた。しかし、その間にタッチアップで二塁を狙うも、憤死。「次の打者を考えていなかったし、反省してやっていきたい」。気を引き締めるのも忘れなかった。

 開幕から7打席目での初安打を「少し遅いかなと思います」と振り返る。入団3年目での躍進は、打撃フォーム修正のたまものでもある。浜中打撃コーチはスタンスをポイントに挙げた。

 「開きすぎないようにさせた。片岡コーチと一緒にね。今までは大きいのを打とう打とうとしすぎて、(フォームが)崩れていた」

 今春キャンプから改善に取り組み、オープン戦では56打数22安打、打率・393をマーク。ウエスタンで打率・213だった昨季から、着実な進化がそこにある。

 スタンドでは母・まなみさんと姉・真子さんが見守っていた。まなみさんは「ほっとしましたね。打ててよかったです」と安心し、真子さんは「よかったです。家にいるときとは別人でした」と目を細めた。家族の前で結果を残した横田は「よかったです」と喜んだ。

 20歳の可能性は無限大。「次はクリーンヒットを打ちたいです」。横田のプロ野球人生が今、幕を開けた。

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