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島本 間に合った!先発6番手に急浮上

 7回、倉本の打球に反応し、ベースカバーに走る島本(撮影・北村雅宏)
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 「オープン戦、阪神5-2DeNA」(10日、甲子園球場)

 間に合った。新監督が大きな期待を寄せる男が帰ってきた。左足内転筋を痛めて宜野座キャンプを途中離脱した阪神・島本が2番手でオープン戦初登板。六回に2安打と重盗を仕掛けられて1点を献上したが、七回は三者凡退。打者7人への29球で、先発6番手候補に急浮上した。

 「自分の武器」と言い切るキレのある140キロ台の直球とフォークが光った。さらに「手応えがあった」というシュートを交えてDeNA打線に投げ込み、首脳陣の高い評価を勝ち取った。

 ようやく巡ってきた舞台だった。キャンプは1軍スタートながら、第1クールで無念の負傷離脱。「オープン戦で絶対呼ばれるように、挽回できるようにと思っていました」と、悔しさを胸に2軍で黙々と調整を続けた。

 左腕の小気味いい投球に金本監督は「ストレートが良かった。ケガとかもあったけど、そこからよく今日みたいなピッチングをパシッとしてくれた」と絶賛。香田投手コーチも「失点はしたけど、自分のボールを投げていた。そういうところも成長している」と及第点を与えた。

 島本は「真っすぐでファウルが取れていない。もうちょっと強い球を投げられるように」と課題を口にしたが、気持ちの入った投球で一躍ローテ入りに名乗りを上げた。現状ではその空席を秋山らと争う。指揮官は「6番手は競争だね。結構、島本もグイッときたんじゃないかな」と感触を口にした。

 自身の働き場所について、島本は「中継ぎでも先発でも結果を出せるようにする。それだけです」と決して欲を表に出すことはない。次回登板でも好投すれば、第6の男構想はいよいよ現実味を帯びてくる。遅れを取り戻した育成枠出身の23歳が開幕ローテをつかみ取り、虎投の救世主となる。

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