ヘイグ休日返上!左脇腹の回復は順調
「阪神春季キャンプ」(19日、宜野座)
ノッカーを務める平田チーフコーチから、「ヤングミッキー!」と陽気な声が飛んだ。左脇腹を痛めて別メニュー中の阪神マット・ヘイグ内野手(30)が19日、沖縄読谷村のチーム宿舎に隣接する室内練習場で、休日返上練習を敢行。軽快な動きを披露し、「守備に関してはほぼ気になることがない。一日でも早くチームに戻りたいと考えている」と順調な回復を明かした。
自身のニックネーム「ミッキー」を授けた守備の名手・平田チーフは助っ人の守備に太鼓判を押す。「ウオーミングアップ、ノックする分には問題ない。打つ方がもう少し。ぶり返すわけにはいかないから、慎重にやっている」と説明した。
この日はティー打撃に加え、約5メートル前からトスされたボールを広角に打ち返すなど、日増しにスイング強度は上がっている。オマリー打撃コーチ補佐は「明日は上から投げるよ。“オマリーさんマシン”だね」と日本語で笑わせた。
全体練習合流の見通しは立っていない状況ではあるが、ヘイグに焦りはない。
「ライバルが結果を出している?同じポジションの選手のことは全く気にしていない。自分のやることをやれば結果はついてくる」
初めて体験する日本のキャンプ。開幕までに巻き返す時間はたっぷり残されている。