アップテンポなメロディーで甲子園を沸かせる。阪神のドラフト２位・坂本誠志郎捕手（２２）＝明大＝が１４日、自身の登場曲の候補にＳＭＡＰを挙げた。

　「まだ考えていないですがファンの方に覚えてもらいたいので。僕自身渋いので、曲ぐらいははっちゃけてもいいかなと思います」

　坂本自身、決して派手な性格ではないという。ならばインパクトある曲でファンに名前を売り、聖地を盛り上げたい。金本監督が言う「目立ってナンボ」という考えにも通ずるものだろう。

　すると、報道陣から「ＳＭＡＰの曲とかどう？」と提案された。同グループと言えば、解散騒動に揺れ日本中の注目を集めている。こうした中でＳＭＡＰの「はっちゃけた曲」を流せば、ムードは最高潮に達するはずだ。

　坂本もノリよく「そうですね。これからゆっくり考えたいです」と候補の１つとした。洋楽を選曲する選手が多い中、坂本はひと味違う。打席に立つたび、マンモスを揺らす。