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金本氏17日決着「返事する」監督受諾か…

 17日に阪神の新監督要請の返答をすると明かした金本知憲氏
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 阪神が来季新監督として就任要請しているOBの金本知憲氏(47)が17日、球団側に最終決断を伝える。広島市内に滞在していた金本氏は16日、デイリースポーツの取材に「明日、返事するよ」と明かした。吉報を待つ交渉役の南信男球団社長(60)は「信じています」とコメント。1日の初回要請から17日間に及んだ一大交渉は、ついに決着する。

 運命の日を迎える。阪神が3度にわたり監督就任要請した金本氏の返答期限は17日。日付が変わるまでに南球団社長のもとにファイナルアンサーが届く。この日深夜、広島市内に滞在する金本氏に決断の見通しを問うと、はっきりとした口調でこう答えた。

 「まだ、決めていない。しっかり考えて、明日、返事するよ」

 電話で決心を伝えるのか、直接会うつもりなのか…。渦中の男は17日朝に帰阪するが、Xデーの行動については固く口を閉ざし、期限ぎりぎりまで熟考を重ねる意思を示した。

 受諾か否か。交渉役の南球団社長にとっても眠れない夜が続いたはずだ。これまで交渉の有無さえ一切認めてこなかった球団トップは本紙の取材に、神妙な口ぶりで「信じています」とだけ答えた。

 12日に都内のホテルで行われた3度目の交渉が事実上の正式要請になった。球団幹部によれば、その席でさえ金本氏から具体的な編成面の要求はなかったという。未返答の状態で仮定の話はできない-そんなポリシーを貫いたのか。球団側からすれば、少しでも受諾に傾く姿勢が伺えれば、依然手つかずの組閣に着手したいところではあったが、金本氏は最後の交渉でも首を縦に振ることなく、態度を保留したようだ。

 1日に兵庫県内で対面した初回交渉では予想以上に金本氏の固辞の姿勢が強く、球団側は頭を抱えたという。「僕には指導者の経験がまったくない。今のチームを立て直す仕事を預かるなんて想像もできないし、荷が重すぎます」。野球観など意見交換だけで約5時間を費やした2度目の交渉でも前向きな返答はなく交渉は難航した。それでも、電鉄本社-球団は変革の担い手として一本化した金本氏に誠意を尽くし、伝統球団の再建を託したい熱意を訴え続けた。

 10年間優勝のないチームの体質を抜本改革する使命はとてつもなく重い。現役時代、不屈の闘志で猛虎をけん引した鉄人が1日の初交渉から悩み、考え抜いた17日間。阪神ファンが待ちに待ったその答えが出る。

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