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次は金本氏でいく!坂井オーナー大号令

 次期監督候補の金本知憲氏
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 阪神・坂井信也オーナー(67)が30日、大阪市の阪神電鉄本社で行われた定例報告会、球団取締役会でOBの金本知憲氏(47)に来季新監督を要請することを承認。2003年、05年リーグ制覇に導いた「鉄人」の招聘(しょうへい)実現へ、大号令をかけた。総帥のゴーサインを受け、全社を挙げて動きだした監督人事はこの日条件面なども最終調整。来るべき第1回の交渉日に備えて、準備は整った。

 新体制への第一歩は異論なく承認された。この日、午後2時から行われた阪神電鉄本社での球団取締役会でOBの金本知憲氏を来季の新監督に招聘することを最終決議した。約2時間に及んだ同会議の中で総帥、坂井信也オーナーが金本氏要請に向けて号令をかけ、全社を挙げて新監督誕生を目指すことになった。

 契約年数、年俸など条件面について、球団幹部は「きょうは何もお答えできない」としたが、同取締役会の議題として調整され、一定の決着はついたもようだ。3年以上の複数年契約が前提とされる見込みだが、いずれにしても長期政権を任せる方向性で異論はなく、最終調整は終了。今後は速やかに金本氏に第1回交渉を申し入れる手順を踏む。

 同取締役会ではリーグ優勝を逃した和田監督の退任を確認し、その正式発表をもって後任監督人事に移行。来るべき交渉の席では、12年の現役引退後、現場復帰に前向きでなかった金本氏に誠意を尽くし、05年を最後に遠ざかるリーグ制覇に向けたチーム改革を一任する意向を伝えていくことになる。

 新政権誕生へ焦点となる交渉の時期は、講演会出演など多忙な金本氏のスケジュールに沿って、シーズン終了翌日の5日以降に設定される。ドラフトを含む新戦力の選定など編成面でも新監督の意向を無視するわけにはいかない。

 新体制着手の時期を考えれば、監督人事は早期の決着が望まれるが、テレビ解説などで球場を訪れる金本氏は「(球団から)何も聞いていないから」と話している。交渉役となる南球団社長は金本氏の心情を最優先し、長期戦も視野に粘り強く交渉に臨むことになりそうだ。

 監督任命権をもつ坂井オーナーが、03年、05年の優勝に主砲として貢献した虎のレジェンドに夢を託す決意を固めた。ファンからの支持、実力面でも申し分ない金本氏に猛虎再建を託したい。新政権発足の出発点となる会合で発した大号令。その思いは金本氏に届くのか…。誠意をもって新監督を迎える準備は整った。

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