阪神、浜スタ照明対策にサングラス指令
阪神が今年から横浜スタジアムで採用されたLED照明対策として、野手にサングラスの着用を呼びかけていることが20日、明らかになった。
山脇外野守備走塁コーチは「全員に薄いサングラスを持って行くように言った。巨人でも長野らが着けてやっていた」と話した。
横浜スタジアムの照明は今年1月に日本で初めてLED化された。その効果は省エネだけでなく、バッテリー間で2500ルクスから2750ルクスと明るくなった。が、明るくなりすぎたおかげで選手からは「目に光が残る。フライが照明に入るとなかなかボールが出てこない」という声が聞かれるようになった。
阪神は同球場では、3月17日のオープン戦で試合を行っているが、このときはデーゲームだった。この日もナイター練習を行わなかったことからぶっつけ本番になる。
山脇コーチは「オープン戦のときに半分、照明をつけていたけど、相当まぶしかった。他球団の選手に聞いてもサングラスをかけるとましになるらしい」と説明した。
ここまでチームは6カード連続負け越しと波に乗れない。DeNA戦も3連敗中。アウェーの不利を少しでも軽減するために夜でもサングラスをかける。