ゴメスまたも来日延期…今度はビザが
阪神は3日、ドミニカ共和国でパスポートを盗まれ、来日が遅れているマウロ・ゴメス内野手(30)が、予定されていた4日に来日できなくなったと発表した。パスポートは再取得していたが、ビザの発行手続きが進まず、待望の来日はさらに延期となった。
高野球団本部長は今後の見通しについて、「ビザが見込み違いで間に合わなかった。手続きのことなので今後は未定です。(来日は)そんなに遅くはならないと思います。数日後ですかね」と語った。6日から始まる第2クール中の合流となりそうだが、それより遅れる可能性もある。
ゴメスは来日1年目の昨年も、家族の事情で来日は2月10日だった。2年連続の出遅れとなる上、いまだに来日が流動的な状況に、報告を受けた和田監督は「こっちは待つしかない」と困惑した表情だった。
球団は1月31日にドミニカ共和国へ担当者を派遣した。ゴメスと合流した担当者からはランニング、キャッチボール、打撃練習を行っている画像が送られてきており、調整は順調に進んでいるようだ。
高野球団本部長は「本人も『早く来日したい』と言っているそうです。連絡を取って引き続き、1日も早い来日を目指します」と早期のチーム合流を願った。