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江夏臨時コーチ、ドラ2石崎即ベタボメ

 あいさつをする江夏臨時コーチ(撮影・棚橋慶太)
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 「阪神春季キャンプ」(1日、宜野座)

 プロ野球の12球団が1日、宮崎と沖縄の両県で一斉にキャンプインした。沖縄・宜野座村野球場でキャンプを張る阪神は、江夏豊臨時コーチ(66)がブルペンを視察し、目に付いた選手としてドラフト2位の石崎剛投手(24)=新日鉄住金鹿島=を挙げた。独特のスリークオーターからの投球が、打者に恐怖を与える武器になるとして通用することを確信。期待の持てる素材の登場に目を細めたキャンプ初日となった。

 投げっぷりのいい背番号「30」に、レジェンドの視線が突き刺さる。感じたのは、新人らしいフレッシュさではない。怖さ、だった。15人の投手のブルペン投球を見た中、目に付いた選手を問われると、江夏臨時コーチの頭に浮かんだのが石崎の姿だった。

 「まだ名前と番号が一致しないけど、おもしろいなと思うのは30番の子(石崎)。スリークオーターから投げていてね。あとはオリックスから来た桑原かな」

 ブルペンの視察中、椅子から立ち上がり、捕手の後ろに移動して投球を眺めたのは能見、榎田、島本の3人に対して。そういった動きの中でも、しっかりと石崎の投球を捉えていた。「おもしろい」と評したのは、スリークオーターの投球フォームに関してだ。

 「まずあのフォームがおもしろい。あの抜けたようなフォーム。あれは右バッターがまず第一に恐怖感を感じる。いつここへ(頭を指さして)来るんじゃないかという。それを思わせるだけでもね」

 打者が恐怖を感じるフォームというのは非常に有効となる。「実際に当てるのはよくないけど、そういう恐怖感を相手に与えるのはね。当てられるんじゃないかという恐怖感があるだけで大きな武器」。もちろん、その上で力強い直球があるだけに、恐怖が倍増するというもの。そこに大きな可能性を感じた。

 「見るのが今回のオレの役目だから。見るのは苦にならないしね。ブルペンはオレの地域だしね」と江夏臨時コーチ。黒のウインドブレーカー姿であっても、「阪神復帰」となったキャンプ初日に大好きなブルペンで見つけた楽しみな素材。限られた時間をフル活用し、虎投のレベルアップに力を注いでいく。

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