金田 先発ボディー完成間近2・11任せろ

 鹿児島県曽於市出身の阪神・金田和之投手(24)が3日、同郷の西武・中崎雄太投手(23)、広島・中崎翔太投手(22)とともに、同市末吉総合センターで行われた成人式にゲスト参加した。今季の開幕ローテ入りを目指す右腕は、対外試合初戦となる2月11日の練習試合・日本ハム戦(名護)先発に名乗りを上げた。注目の一戦に好投し、首脳陣へアピールする。

 晴れ着姿の新成人を前に、決意を新たにした。故郷で新年を迎えた金田が、静かに闘志を燃やした。今年の対外試合“開幕”投手に意欲を示した。

 「(自主トレを)暖かいところでやるので、(最初の対外試合から)しっかり投げられる状態をつくっていきたい。先発ローテに入れるように、やるからにはそこ(開幕ローテ)を目指したいです」

 例年、対外試合初戦の先発は期待度が高い若手が担う。今年は2月11日に日本ハム戦が予定されており、好投すれば、その後のオープン戦など、チャンスが広がっていく。首脳陣へ、これ以上ないアピールの機会となる。

 昨季は主に中継ぎで40試合に登板したが、今季から先発に転向。オフはスタミナ強化のためウエートトレーニングを中心に体重増を図ってきた。「今は85キロぐらいですが87キロにはしたいです」と“先発ボディー”も完成間近だ。1月上旬からは温暖なグアムで呉昇桓の自主トレに参加する。過酷と言われる練習に「そこを乗り越えないと先が見えてこない」と覚悟を決めた。

 今季のローテは能見、メッセンジャー、藤浪、岩田が確定的。残り2枠を岩崎、岩貞らと争う。開幕ローテ入りへ、まずは2・11の先発切符を勝ち取る。

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