阪神、金子の手術後に条件提示

 阪神の南信男球団社長は26日、オリックスからFA宣言した金子千尋投手(31)の獲得について週明けにも再度、球団内でミーティングを行う方針を明かした。

 金子の右肘手術が今週末に予定されていることで、慎重に調査を進める必要性が生じた。同社長は「現時点で条件面などの決裁はしていません」と明かし、今後の推移を見守る。争奪戦に参戦する基本方針は変わらないが、全治期間などを含めた手術の結果が出なければ、契約年数や年俸面などを判断しにくい側面もある。

 手術の一報は前日、球団納会の前に金子の代理人から中村GMの方に入ったという。同GMは「開幕には十分間に合うという見解だった。向こうは開幕に自信を持っている」と明かし「(再交渉は)術後になる」との見通しを示した。

 万が一、右肘のじん帯などに損傷が見つかれば、復帰に時間を要することになる。来季開幕に間に合うかを焦点に、状況の推移を見守っていく。

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