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浜中新2軍打撃C、右の大砲育成に気合

 会見する浜中2軍打撃コーチ(撮影・棚橋慶太)
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 阪神は6日、来季の2軍コーチとして、デイリースポーツ評論家でOBの浜中治打撃コーチ(36)、藤本敦士内野守備走塁コーチ(37)、前韓国・斗山投手コーチの香田勲男投手コーチ(49)との契約を発表し、西宮市内の球団事務所で会見を行った。浜中打撃コーチは右の長距離砲育成への抱負を語り、来年2月のキャンプまでに自身も体をつくり、若虎とともに汗を流すプランを明かした。

 8年ぶりに袖を通すタテジマ。そこに課せられた使命は、長年にわたりチームの懸案となっている和製大砲の育成。その期待を託された浜中コーチは熱い言葉に、明確な目標を乗せ、指導者としてスタートを切る上での強い思いを示した。

 「身が引き締まる思いです。右の長距離砲を育てて、1軍で活躍できる選手を送り出したいと思います」

 今季1軍では、来日1年目のゴメスが4番として打線をけん引。だが、2軍から若手野手の目立った台頭は見られなかった。チームが、そしてファンが待ち望むのは生え抜きの大砲、猛虎の次代を担う主軸選手の出現だ。

 現役時代の03年は開幕4番を務め、故障に苦しみながら通算85本塁打を記録した浜中コーチ。引退後3年間、評論家活動をしながら見つめてきた若虎の課題を的確に指摘した。

 テーマは『振る力』だ。「2軍で直球を完全に捉えきれていない。1軍では、それ以上の直球がくる。振る力をつけて直球に力負けしないスイングをしてほしい」と浜中コーチ。そして「ソフトバンクの柳田選手ぐらい、振れる選手をつくりたい」と抱負を掲げた。

 若虎にも、ダイヤの原石は存在する。浜中コーチが「能力はすばらしい」と真っ先に名前を挙げたのが、4年目・中谷将大だ。打撃練習などで力強さが影を潜める姿に「豪快さというのを見つめ直してほしい。なぜ、自分が注目を集めたのか。遠くに飛ばす力を、もっと伸ばしていきたい」と言葉も熱を帯びた。

 短所の改善よりも、長所を伸ばす-。指導者生活を始めるにあたり、浜中コーチの根底には2軍コーチ時代から教えを受けた岡田彰布氏の指導論がある。「僕はそういうふうに指導を受けた。いいところを伸ばしていく方がプラス。能力を引き出せるかがコーチの技量でもある」と話す。

 度重なる故障の経験からも「けがをした選手の対応も分かる」と心のケアにも気を配るつもりだ。中谷、一二三、陽川-。若虎の名前を挙げながら語る目は、輝きに満ちた未来を見据えていた。

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