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阪神4年12億で中島獲り!全力尽くす

 全力で口説き落とす-。阪神・中村勝広GM(65)が5日、アスレチックスからFAになった中島裕之内野手(32)の獲得に全力を傾ける方針を示した。不動の遊撃手・鳥谷がメジャー挑戦の意向を示していることもあり、提示条件を大幅に見直し、争奪戦に勝利する構えだ。

 何が何でも君の力が必要なんだ-。中島獲得にかける不退転の思いを誠意で示す。球団は当初、3年7億円規模の条件提示案をまとめていたが、年俸ベース、契約年数の見直しに着手し、最大4年12億円の大型契約を用意して、恋人にアタックするプランを整えた。

 勝負強い打撃が魅力の中島には、海外FA権を行使して海を渡った昨年から熱い視線を注いできた。それに加え、安定感抜群の守備と堅実な打撃でキャプテンを務め、チームを引っ張ってきた鳥谷が海外FA権を行使する意向を示し、今季限りでチームを去る可能性が出てきたことで、より需要が高まってきた。

 「彼を全力で取りに行くのが大前提。見直しの基本はベースでしょう。まだ(国内他球団の)情報が集まってきてないので洗い出さないと。とにかく中島君に全力を尽くします」と中村GM。マネーゲーム突入への危機感を抱きながらも、全勢力を挙げて獲得に挑む決意を初めて公の場で明かした。

 金銭面以外にも厚みを持たせた。鉄人と称された金本知憲氏が背負った「6」、ミスタータイガースとして85年の日本一に貢献した掛布雅之氏(現DC)の「31」を背番号の候補とし、兵庫県伊丹市出身の地元選手を迎え入れる準備をまとめた。

 中島サイドはアスレチックスが来季オプションを行使せず、FAになった時点で、来季の日本球界復帰を視野に入れ始めた。ただ、ライバルは多い。古巣・西武をはじめ、中日も獲得調査を進めており、争奪戦が一筋縄で収まる気配はない。

 ただ、FA戦線での獲得を目指していたロッテ・成瀬の在京志向に続いて日本ハム・宮西の来季残留が明らかになり、阪神の補強構想は根底から崩れかかっている。球団創設80周年の節目を10年ぶりのリーグ優勝で飾るための最短経路が中島獲得。一両日中にもコンタクトを取り、球団フロントが総力を結集して、意中の恋人を口説き落とす。

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