ゴメス久保撃ちでメッセ援護&打点王だ

 阪神のマウロ・ゴメス内野手(30)が22日、メッセンジャーとセ・リーグ最多勝を争う23日のDeNA先発・久保を攻略し、チームメートのタイトル奪取を後押しすることを約束した。仲間を援護し、自身の打点王も一気にたぐり寄せる。

 1年間、投手陣を支えてくれた仲間に報いたい。そのチャンスが訪れた。ゴメスが23日に対戦する、メッセンジャーの最多勝へのライバル・久保攻略へ意気込んだ。

 「とにかく一生懸命やるだけだよ。しっかりと倒せるようにやっていきたい」

 13勝を挙げているメッセンジャーは、今季の登板が多くてもあと2試合。一方、12勝の久保は23日を含めて、あと3試合に先発することが濃厚だ。

 そのため23日に久保を勝利投手にしなければ、メッセンジャーが来日初となる最多勝獲得へ、一歩前進する。

 さらに自身も久保を攻略すれば、打点王争いで8差を付けている2位の広島・エルドレッドをさらに突き放せる。何としても結果を残したい一戦。主砲の鼻息は荒い。

 今季、久保との対戦成績は7打数1安打で打率・143、5三振。ほぼ完璧に抑え込まれている。それでも、ここ5試合は打率・391、1本塁打、7打点。状態が上向いている今なら、怖いものはない。

 チームは21日に再び自力2位が消滅したが、まだ甲子園でCSファーストSを開催するチャンスは残されている。そのためには勝ち続けるしかない。

 どんな時でも「チームの勝利に貢献したい」と口にしてきた主砲。来日1年目のレギュラーシーズンは残り8試合となった。仲間のために、自分のために。そして、何よりもチームのために。不動の4番がラストスパートを掛ける。

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