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虎ドラ1・岩貞、G倒研究にぬかりなし

 日本シリーズで宿敵を徹底研究だ。阪神からドラフト1位指名された岩貞祐太投手(22)=横浜商大=が26日、横浜市内の同大野球部グラウンドで練習。この日から巨人と楽天の日本シリーズが開幕したが、期待の即戦力左腕はテレビ観戦で、宿敵・巨人の情報を集める考えを打ち明けた。

 プロへの一歩をしるすのは、まだ先の話。だが猛虎の一員となる使命が、岩貞の心に宿りつつある。「打倒・巨人」。それは避けられない宿敵との戦いだ。

 「日本シリーズ?見ますね。やはり投手目線で、例えば打者の空振りした球種、どういう配球での攻めだったのかというところを」

 これまでも球場に足を運び、プロの試合を観戦してきた。単にファン目線ではなく「打球の速さ、守備位置などを(自分たちと)比較して見る」という。

 少しでも先のレベルへ。岩貞のあふれる好奇心、向上心の表れだ。「チームが同じ方向を向かなければ、自分たちより強い相手には勝てない」とデータの重要性をも説いた。

 さらに「プロでは一人一人の打者のレベルが、比べものにならない。そういうの(データ収集)も、泥くさくやっていく」と続けた。

 その意味でも、この日開幕した、巨人と楽天との日本シリーズは大きい。テレビ観戦ながら、頂点を決める戦いを、そして来季から岩貞の前に立ちはだかり「いい打者しかいない印象」と話す宿敵・巨人を知る絶好の機会だからだ。

 できうる限りの努力を尽くすのが岩貞の流儀。寮では、携帯電話も朝と晩に電源を入れて着信をチェックする以外、基本的に使用しない。佐々木監督の教えを守り、雑念を入れず野球にまい進した。それが、プロへの道を切り開いた要因だ。

 31日からは神宮大会出場を懸けた、関東地区大会を迎える。「監督さんへの恩返しもある。一番(優勝への)気持ちを持って臨む大会になると思っています」と岩貞は話す。

 宿敵・巨人の研究。大学日本一の栄光‐。タテジマをまとうその日まで、左腕は高みを目指し、走り続ける。

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