柴田フル出場で1安打1打点2盗塁

 「ウエスタン、阪神3‐11ソフトバンク」(5日、鳴尾浜)

 左足首を痛めていた阪神・柴田が実戦に本格復帰した。「1番・中堅」で先発してフル出場し、1安打1打点2盗塁をマークした。

 紅白戦を含めて4試合、雨で中止になるなどして、フル出場できなかった。たまっていたフラストレーションを一気に爆発させた。

 四、八回に2度、二盗を成功させた。抜群のスタートを切ると、猛然とスライディング。ともに悪送球を誘い、三塁を陥れた。「1本目は少し力んだ。2本目の方が良かった」と振り返った。

 リハビリを余儀なくされた左足首負傷の原因は、二盗だった。6月16日の楽天戦(K宮城)で足から滑り込んだ際に痛めた。その恐怖を振り払い、2盗塁を決めて見せた。中村2軍外野守備走塁コーチは「スライディングも良かったし、スピードもあった。問題ないよ」と復活に太鼓判を押した。

 「神経を研ぎすませる感覚が最後でわかった」と話した柴田。2カ月半ぶりの実戦で感覚がよみがえってきた。最大の武器が万全であることは証明できた。あとは2軍で結果を残し、1軍へ上がるだけだ。

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