能見G止めた!完封12球団一番乗り
2013年4月10日
踏まえたのは、昨年2勝3敗だった巨人戦。事前に藤井彰と「色々と話はした」と配球面に工夫を施した。作戦は明かさなかったが、直球を主体に、通常より多く投じたスライダーも策の一つ。能見=フォークやチェンジアップのタテの変化、というイメージを逆手に取るように投じた。
WBC参加中に阿部と会話した際に「勝負球はフォークの方が多いです」と伝えていたが、それは偽りのない真実。「(スライダーは)意外にコントロールがいいので、最近。(理由はWBCなど)色々と関係はあります」と、WBCで他の投手らと話してヒントを得たスライダーが、効果的にきまった。
もちろん、鋭い変化球も強い腕の振りがあるからこそ。WBCでは能見のブルペンを眺めた投手や野手から感嘆の声が飛び交った。阿部も「あれだけ腕を振られたら、振ってしまうよ」とつぶやいたという。能見自身、WBC初戦のブラジル戦では「腕がちぎれるかと思った」という思いで投げた。信念はどんな舞台でも変わらない。
「去年も(最初の巨人戦で)完封してそこからガタガタといったので。ここからが大事。(来週も)色々とあると思いますよ」
1週間後、東京ドームで再び巨人と向かい合う。昨年と同じようにはいかない。白星で始まった伝統の一戦。能見をはじめとする虎バッテリーの仕掛ける駆け引きが、球界をも盛り上げる。
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