豪栄道「僕らは何も話すことない」

 大相撲の横綱白鵬(29)=宮城野=が初場所後の記者会見で審判部の勝負判定を批判してから、2日で1週間が経過した。本人は31日夜の「Sma STATION!!」(テレビ朝日系列)に出演した際に「おわびしたい」と話したが、発言の真意についての説明はないまま。現役の関取衆からもさまざまな声が上がった。

 白鵬は初場所13日目の大関稀勢の里戦で同体取り直しとなった判定に不満を漏らした。稀勢の里は先月末に「自分は土俵の上で一生懸命やるだけ」と話している。2日に健康診断のため両国国技館の相撲診療所を訪れた大関豪栄道は「僕らは何も話すことはない」と言葉を濁した。

 第一人者として君臨する白鵬だけに周囲の手本となる姿勢が求められる。ある幕内力士は「勝った、負けたというのは審判が決めること。僕は『物言いがつくような相撲を取るのが悪い』と教わってきた。みんな一生懸命やっているのに」と首をかしげた。

 40歳のベテラン、幕内旭天鵬は「悪気はなかったと思う。日本語の難しいところもある」と同じモンゴル出身の横綱を気遣った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(相撲)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス