把瑠都暗雲…「まだ取組の感覚ない」

 「大相撲初場所2日目」(14日、両国国技館)

 大関復帰を目指す把瑠都が、2日目で早々と黒星を喫した。立ち合いでの踏み込みがなく、大関琴奨菊にもろ差しを許して防戦一方。肩越しにつかんだ右上手、最後は左上手にも手がかかったが焼け石に水。力なく寄り切られてしまった。「右上手が取れたけど深かった。がっぷり四つになれれば良かったけど…」と悔しさをにじませた。

 大関に復帰するためには10勝が必要なだけに、序盤戦での敗戦は痛い。北の湖理事長は「2日目で1勝1敗では、(10勝するのは)厳しく見えてしまう。もっと前に攻めないと」と、困難な道のりを示唆する。大雪のため5年ぶりに電車で国技館入りするなどハプニングもあった。2場所連続休場で状態も万全ではない。「まだ取組の感覚がない」と弱気なコメントも。3日目は豪栄道との関脇対決。連敗すれば、早くも黄信号がともってしまう。

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