爆死はロシア国防省の幹部か 独立系メディアが報道

 【モスクワ共同】複数のロシア独立系メディアは9日、モスクワ東部郊外で同日朝に走行中の自動車が爆発し、死亡した男性の身元について、ロシア国防省ミサイル砲兵総局のダミル・ダビドフ総局長(57)だと報じた。ロシア当局は身元を公表していないが、刑事事件として捜査している。

 独立系メディア「アゲントストボ」などによると、ロシア軍で弾薬の配分などを担当するダビドフ氏は爆発現場から240メートルの場所に居住。爆発した車と同型のBMWの写真をダビドフ氏の息子が交流サイト(SNS)に投稿していた。仕掛けられていた爆薬は最大500グラムとの情報もある。

 ロシアのウクライナ侵攻開始後、モスクワ周辺ではロシア国防省の幹部や将校が爆殺される事件が相次いでいる。今回の現場となったモスクワ東郊バラシハ地区では昨年4月、モスカリク参謀次長が爆発で死亡した。ロシア治安当局は参謀次長を殺害した容疑でウクライナ特務機関要員の男を拘束。男は昨年11月に終身刑の判決を受けた。

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