米民主「異端の新人」有力 東部メーン州、醜聞抱え不安も

 【ワシントン共同】米東部メーン州で9日、11月の中間選挙に向けた連邦上院選の野党民主党予備選が実施された。党主流派を公然と批判する「異端児」(米メディア)のカキ養殖業者グラム・プラトナー氏(41)が有力。新人候補として左派の期待を集める一方、女性へのモラハラなどの醜聞が続出し、本選を不安視する向きもある。

 大勢は同日判明する見通し。与党共和党は、現職で6期目を目指す穏健派スーザン・コリンズ氏(73)が無投票で候補指名を獲得。メーン州は共和、民主両党の勢力が拮抗しており、民主党は上院多数派を奪還するため落とせない選挙区と位置付けている。

 プラトナー氏は元海兵隊員でイラク戦争の従軍歴がある。民主党が「エリート化」していると批判を受ける中、労働者階級出身をアピールし、支持を拡大した。4月には主流派に推されて上院議員にくら替えを狙ったミルズ州知事(78)を予備選撤退に追い込んだ。

 ただ、過度な飲酒や元交際相手らに対する女性蔑視発言、ナチスに関連するとみなされるタトゥーを体に入れていたことなどが発覚し、謝罪や釈明に追われている。

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