中朝首脳、関係発展へ「新章」 北朝鮮メディア、非核化触れず
【北京共同】7年ぶりに北朝鮮を訪れた中国の習近平国家主席と金正恩朝鮮労働党総書記が平壌で8日に会談し、政治や経済、文化などの各分野で協力を拡大する方針で合意した。中朝関係の発展に向けた「新章」を切り開く考えでも一致した。北朝鮮メディアが9日報じた。注目された非核化を巡る問題には、8日の中国側発表と同じく触れていない。
北朝鮮メディアは「歴史的な会談」として大々的に報道。両国の主権や地域の平和を共に守る方策でも見解を一致させた。両国は来月、中朝友好協力相互援助条約の締結65年となり、協力強化の節目と位置付けている。
習氏は9日、訪朝2日目の日程に入った。同日中に北朝鮮を離れる。会談が開かれた場合、核問題への言及の有無が引き続き焦点となる。前回2019年の習氏の訪朝時は、両首脳は2日続けて会談し、朝鮮半島の非核化を巡り意見交換した。
9日付の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は空港に到着した習氏を金氏が笑顔で出迎える様子を1面トップで報道した。
