歓喜と落胆、分かれる市民 交戦長期化に懸念

 【イスタンブール共同】イラン最高指導者にアリ・ハメネイ師の次男モジタバ・ハメネイ師(56)が選ばれた。イラン国内では「ハメネイ師の再来だ」と通りに繰り出して歓喜する市民がいる一方、反米強硬路線が継承され交戦が長期化するとの懸念から落胆する声もあった。

 イランでは米イスラエルによる攻撃が始まった2月28日ごろから、インターネットの接続制限が始まり、体制に批判的な意見が国外に伝わりにくい状況が続いている。

 電話取材に応じたテヘランの石油会社勤務メヘルダードさん(46)は「長年、父のそばで振る舞いや国家運営について学んできた。まさに適任だ」と評価。サウジアラビアの実権を握る若き指導者ムハンマド皇太子のように「国に改革をもたらし、経済を好転させるだろう」と期待した。

 一方、テヘランのエンジニアのマフディさん(42)は、穏健派が選ばれ「国際社会と関係を正常化するとの夢が打ち砕かれた」と焦燥感を隠さなかった。改革への道は「閉ざされた」とし、米イスラエルとの戦争が長期化すると訴え「10歳の娘の将来が心配だ」と嘆いた。

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