埋められぬ喪失感、犠牲者しのぶ ロシア侵攻4年、和平見えず

 ロシアのウクライナ侵攻開始から4年となった24日、首都キーウ近郊イルピンにある墓地で、戦没した息子の墓に献花する女性(共同)
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 【キーウ共同】ロシアによるウクライナ侵攻は24日で4年。和平交渉は膠着し、妥結の見通しは立たない。埋められぬ喪失感を抱えたまま、人々は犠牲者に思いをはせ、一日も早い停戦を願った。

 ウクライナ首都キーウに向かうロシア軍と、抵抗するウクライナ軍の間で激戦が展開されたキーウ近郊イルピン。24日には零度近い寒さの中、墓地で追悼式典が開かれ遺族ら数十人が参加した。

 「夫が死んでから人生が空っぽになった」。イアナ・サクンさん(32)は2024年12月、軍兵士の夫デニスさん=当時(40)=をミサイル攻撃で亡くした。

 雪に覆われたデニスさんの墓標をそっとぬぐい、雪面に2人の名前とハートマークを描いたイアナさん。「結婚記念日を忘れても笑ってくれる優しい人だった」と目を赤くしながらしのんだ。

 26歳だった一人息子をロシア軍の攻撃で亡くしたオレハ・イバノワさん(47)は、死の直前に通信アプリで送られて来た「おはよう。良い一日を」とのメッセージを今も何度も見返す。「政治家には交渉で結果を出してほしい」と和平交渉の進展を願った。

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