停戦中のガザでハマス幹部殺害 武器生産主導か、違反責任を主張

 【エルサレム共同】イスラエル軍は13日、パレスチナ自治区ガザでイスラム組織ハマスの幹部を殺害したと発表した。停戦中に武器の生産を継続して主導し、停戦合意に違反した責任があると主張した。ガザ戦闘の直接的なきっかけとなった2023年10月のイスラエルに対する奇襲の立案者の一人だという。

 イスラエルのネタニヤフ首相とカッツ国防相は共同声明で、ハマスの爆発装置で兵士が負傷したことを受けて、この幹部の殺害を指示したなどと説明した。

 イスラエルメディアによると、イスラエル軍はガザ北部ガザ市で幹部を攻撃した。今回の殺害を受けて、ハマス側が態度を硬化させる可能性がある。

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