供与武器でロシア領の攻撃承認も NATO総長が検討提案

 【キーウ共同】北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は英誌エコノミストが24日に報じたインタビューで「同盟国は、ウクライナに供与した武器の使用制限を解除するかどうかを検討する時期に来ている」と述べ、ロシア領内への攻撃に使うことに理解を示した。

 欧米はロシアとの緊張激化を懸念し、ロシア領内へは使用しないよう求めてきた。ストルテンベルグ氏は、ロシア国境に近いウクライナ東部ハリコフ州で激戦が続く中「ロシア領内の軍事目標に対する兵器使用の可能性を否定することは、ウクライナの防衛を非常に困難にする」と指摘した。

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