ガザで虐殺の証拠なしと米長官 公聴会で証言、抗議で議事中断も

 【ワシントン共同】オースティン米国防長官は9日、上院軍事委員会の公聴会で証言し「イスラエルがパレスチナ自治区ガザで虐殺に及んでいる証拠はない」と述べた。イスラエル軍の攻撃により、ガザでは多数の市民や支援団体メンバーが犠牲になっている。オースティン氏の発言中に傍聴していた人たちが抗議の声を上げ、議事が中断する場面もあった。

 バイデン政権はイスラエルに武器支援を続けてきた。ガザの人道危機が深刻化の一途をたどっていることから、民間人保護を求めてイスラエルへの圧力を強めている。

 オースティン氏はまた、ウクライナ侵攻に関し「ロシアが勝利すれば、世界中の侵略者を勢いづかせる」と述べた。

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