息切れ、むくみの症状注意 藤田医大、死亡リスク解析

 藤田医大(愛知県豊明市)の研究チームは9日、息切れやむくみといった自覚症状がある65歳以上の高齢者は、ない高齢者と比べて5年以内に要介護や死亡に至る確率が高いとする、約1万人を対象とした解析結果を発表した。自覚症状に応じて早期に対応することで、高齢者の生活機能低下が予防できると期待される。

 チームは2016年に豊明市が実施した、要介護状態でない高齢者に対するアンケート結果を基に、その後5年間の要介護認定と死亡との関連を解析した。自覚症状がない人に比べて、息切れ、むくみといった呼吸・循環器症状がある人は死亡や要介護認定のリスクが1・56倍という結果が出た。

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