立維国、ガソリン減税合意 11日にも法案提出へ
立憲民主、日本維新の会、国民民主3党の政調会長は10日、国会内で会談し、ガソリン税に上乗せされている暫定税率廃止に向けた法案を11日に国会に共同提出することで一致した。夏の参院選を見据え、物価高対策に取り組む姿勢をアピールする狙い。
会談後、立民の重徳和彦政調会長は記者団に「3党で一致点を見いだした。速やかに他の野党にも働きかけたい」と強調した。立民が単独で提出していた法案を取り下げ、3党で出し直す方針。暫定税率の廃止時期は今年7月1日とした。
暫定税率を巡っては、維新、国民が個別に与党と廃止に向けた協議を重ねたが、合意に至らなかった。