秋田・鹿角市長不信任で議会解散 職員へのパワハラ巡り

 議長(左)に解散通知書を手渡す秋田県鹿角市の関厚市長=5日午後、鹿角市役所
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 秋田県鹿角市の関厚市長は5日、職員への言動が第三者調査委員会からパワハラと認定された問題を巡り、市議会で市長の不信任決議が可決されたことを受け、議会を解散した。市議選は3月2日告示、9日投開票となる見通し。市議選後の議会で再び不信任決議が可決されれば、市長は失職する。

 関氏を巡っては、1月24日に弁護士3人でつくる第三者調査委が報告書を公表。職員に対する「おまえの退職金をなくしてやる」との発言など12件の言動をパワハラと認定した。市議会は同30日、賛成15、反対2の賛成多数で不信任決議を可決した。

 市議選は、任期満了(3月31日)に伴い3月9日投開票の日程が既に決まっていた。

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