旭山動物園が営業開始 遺体焼却容疑で職員逮捕
北海道旭川市の旭山動物園は1日、夏季営業を始めた。道警は4月30日、園内の焼却炉で妻の遺体を焼却したとして死体損壊容疑で、同園勤務の市職員鈴木達也容疑者(33)を逮捕。捜査が続き営業開始が先送りされていたが、動物園の入場ゲート前には、開園を待ちわびる子連れの家族ら約100人が列を作った。
職員逮捕翌日の営業開始について、来場者からは不安の声も聞かれた。今津寛介市長は報道陣の取材に「信頼回復が第一。職員一同、力を合わせて楽しんでもらえる動物園づくりに取り組みたい」と話した。
市によると、現場検証が続く間は、焼却炉の周辺を立ち入り禁止区域にする。道警は、園内の現場検証と実況見分を実施し、焼却炉内で妻の遺体の一部を発見した。
東京都から息子(5)と2人で訪れた会社員松井寿美さん(44)は、事件を受けて「不安な点はあるが動物園の良さは前から聞いていたし、何より息子が楽しみにしていたので来た」と話した。
園は冬季営業を終え4月8日から休園し、同29日の夏季営業開始を予定していたが、捜査のため5月1日に先送りした。
