大阪の母娘殺害、玄関で出入りか 室内に貴重品、和泉市の集合住宅
大阪府和泉市の集合住宅一室で住人の母親(76)と娘(41)が殺害された事件で、ベランダには侵入されたような形跡がなかったことが11日、捜査関係者への取材で分かった。貴重品などが室内に残っていたことも判明。遺体発見時に玄関は施錠されておらず、何者かが玄関を出入りして殺害したとみて調べている。
殺害されたのは和泉市、職業不詳村上和子さんと、同居する長女の社会福祉士裕加さん。捜査関係者によると、現場となった1階一室のベランダには足跡などが確認されず、窓も壊されていなかった。室内は物色されたような形跡がなく、貴重品などは残っていた。
裕加さんの勤務先の病院によると、裕加さんは7日午後5時15分に退勤。府警の捜査では、裕加さんの車は同45分ごろに集合住宅の駐車場に止められたことがドライブレコーダーから判明した。
2人には頭や首、背中を中心に刺し傷などが10カ所以上あった。和子さんは首、裕加さんは鎖骨付近の動脈が切れ、死因は失血死。凶器とみられる刃物は室内からは見つかっていない。
