高知県立美術館、油彩画は贋作 調査発表、ドイツ贋作家の可能性

 高知県は14日、県立美術館所蔵の油彩画「少女と白鳥」について、専門家の調査を踏まえて贋作と判断したと発表した。ドイツの有名贋作家ウォルフガング・ベルトラッキ氏が自身の作品だと証言したのを受けて調査していた。作者は同氏の可能性が高いとした。

 徳島県立近代美術館(徳島市)と、閉館した東京の美術館でも1点ずつ、ベルトラッキ氏による贋作の疑いのある作品が見つかっている。徳島県立近代美術館の担当者は「早く結果の報告ができるように調査を進める」と話した。

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