森友文書の概要、近く国会提示へ 決裁文書改ざん問題で財務相
加藤勝信財務相は14日、森友学園に関する決裁文書改ざん問題を巡り、財務省が今後開示する大量の関連文書の概要を、近く国会に提示する考えを示した。目録のような説明資料を念頭に置いているとみられる。同日の閣議後記者会見で「どういった文書がその中にあるかが分かるような資料を調整している」と話した。
関連文書の概要提示を巡っては、自民党の石井準一参院国対委員長が13日、19日の参院予算委員会理事会で示すよう財務省に申し入れていることを明らかにしていた。
財務省は、関連文書自体の開示を4月上旬ごろから段階的に行う予定。概要説明はそれに先立つ対応となる。