29年度中に踏切対策完了へ 群馬県、女児死亡事故受け

 群馬県は25日、同県高崎市の上信電鉄の踏切で小学4年の女児(9)が電車にはねられ死亡した事故を受け、遮断機と警報機がない「第4種踏切」の廃止といった対策を、2029年度末までに完了する方針を発表した。対象は県内74カ所。

 県によると、第4種踏切がある県内13市町村と鉄道事業者に対し、廃止か、警報機と遮断機がある「第1種踏切」への転換に向けた検討を依頼する。24年7月末までに地元の要望などを整理し、対象となる踏切ごとの対策方針を策定。県が9月末までに公表する。

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