暴走事故12年、遺族ら法要 京都・亀岡、登校児童ら3人死亡

 京都府亀岡市の府道で2012年、無免許の元少年=当時(18)=の車が暴走し、集団登校中の児童ら3人が死亡した事故は23日で12年。現場では雨が降る中、営まれた法要に遺族ら約40人が参列し、遺影の置かれた献花台に向かい手を合わせた。

 小学2年の小谷真緒さんを亡くした父真樹さん(41)は報道陣の取材に「(娘は今年)成人式を迎える予定だった。その姿を想像したが、7歳のままだ。無念や悔しさがある」と話した。

 事故は12年4月23日朝に発生。元少年が居眠り運転して児童らの列に突っ込み、10人が死傷。元少年は自動車運転過失致死傷罪などで起訴され、懲役5年以上9年以下の不定期刑が確定した。

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