ホーム社会総合社会DNA型「袴田さんと一致せず」 2024.04.17 DNA型「袴田さんと一致せず」 静岡一家殺害、血痕巡り弁護側 拡大 1966年に静岡県でみそ製造会社専務一家4人が殺害された事件で死刑が確定した袴田巌さん(88)の再審第13回公判が17日、静岡地裁(国井恒志裁判長)で開かれた。犯行着衣とされた衣類に付着する血痕のDNA型について、弁護側は法医学者による鑑定を基に「袴田さんと一致しない」と主張した。 確定判決は、事件後にみそタンクの中から見つかった「5点の衣類」のうちの白半袖シャツに、袴田さんと同じ血液型で右肩の傷と整合する血痕が付着していたとして、袴田さんが着用して犯行に及んだと認定していた。 続きを見る 関連ニュース 14年の釈放「後悔なし」、浜松 袴田さん再審決定の元裁判長講演 「三鷹事件」再審認めず、最高裁 元死刑囚遺族の特別抗告を棄却 確定死刑囚の訴え退ける、大阪 執行の当日通知は違法と損賠請求 袴田さん再審、5月22日結審 姉「巌の気持ち伝える」 袴田さん再審、遺族が陳述申し出 静岡の一家殺害事件、5月公判で 社会最新ニュース もっとみる