農水省、備蓄米2年ぶり買い入れ 21万トン入札、供給不足備え

 農林水産省は14日、備蓄米の買い入れに向けた入札を約2年ぶりに再開した。対象は2026年産米で、主に集荷業者から複数回の入札で計約21万トンを買い入れる。備蓄量は100万トンを目安としていたが、コメ価格高騰を受けて25年に大量放出した結果、放出前の約96万トンから約32万トンに減少した。供給不足に備えて、別に進める買い戻しを含め在庫量を回復したい考えだ。

 農水省が玄米60キロ当たりの買い入れ価格の基準を設定し、より安い価格を提示した事業者が落札できる仕組み。

 買い入れを再開しても消費者への供給量は十分に確保できると判断した。1月末時点での26年産米の作付け調査によると、主食用のコメの生産は最大732万トンが見込まれ、需要見通しの最大711万トンを上回った。

 鈴木憲和農相は閣議後の記者会見で「食料安全保障の観点から、供給不足に備えた備蓄水準の回復を進める第一歩だ」と説明した。

 通常は毎年複数回の入札で買い入れているが、25年産米は主食用米の不足を踏まえ、買い入れを停止した。

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