米移民局、ミラノ五輪警備支援か 市長は「歓迎しない」

 【ローマ共同】欧州メディアは27日、米国の移民・税関捜査局(ICE)の職員が、2月にイタリアで開催されるミラノ・コルティナ冬季五輪の期間中、米国関係者の警護や開催国の警備活動を支援する計画があると報じた。米国ではICEの強硬な移民取り締まりに対する激しい抗議が起きており、ミラノのサラ市長は「歓迎しない」と反発の声を上げた。

 ICEの移民取り締まりを巡っては、抗議した市民が捜査官に射殺される事件も起きた。報道によると、ICEの広報担当者は「全ての治安活動はイタリア当局の管轄下にある。外国で移民の取り締まりは行わない」と述べた。

 イタリアのANSA通信によると、地元当局者は「ICEの役割は開会式に出席するバンス米副大統領らの警護に限られる」との見方を示した。一方、サラ氏は「人を殺害している。われわれの治安確保の方法に合致しない」と懸念した。

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