ネット通販で「運営者情報」を見る人は約8割 信頼できるサイト・怪しいサイトの判断基準とは?
ネットショッピングが日常的になった一方で、初めて利用するECサイトやサービスに対して「本当に安全かな」「運営会社は怪しくないか」と不安を感じた経験がある人も多いのではないでしょうか。
株式会社エムフロ(東京都渋谷区)が運営する『Craudia採用サイト制作代行』が実施した「ネット販売の運営者情報」に関する意識調査によると、約8割が「ネット購入・申込時に運営者情報を調べる」と回答しました。では、サイトの運営者情報で「信頼できない」と判断するポイントはどのようなことなのでしょうか。
調査は、インターネットでの購入経験がある10~60代以上の男女500人(女性342人、男性158人)を対象として、2026年1月にインターネットで実施されました。
調査の結果、「ネット購入・申込時に運営者情報を調べる」(ほぼ毎回調べる20.4%、調べたことがある60.0%)とした人は全体の約8割にのぼりました。
これを男女別に見ると、男性は「ほぼ毎回調べる」(29.1%)が約3割と、運営者情報のチェックを「ネット上でアクションを起こす前のルーティン」にしている人が多くみられました。
一方、女性は「ほぼ毎回調べる」(16.4%)は1割強にとどまっているほか、約5人に1人が「調べたことがない」(20.8%)と回答していることから、男性に比べると運営者情報をチェックしていない人はやや多い傾向があります。
「サイトの運営者情報の確認方法」としては、「ネット検索」(63.0%)、「公式サイトを見る」(33.2%)、「SNSで探す」(15.0%)が上位に。
これを男女別に見ると、男性は「AIに聞く」(10.8%)が女性(6.4%)よりやや高く、女性は「SNSで探す」(17.0%)が男性(10.8%)より多くなり、検索エンジンを使う手法がベースにありつつも、性別によってサブの確認手段に違いが見られました。
次に、「サイトの運営者情報で信頼できると判断するポイント」を男女別に調べたところ、男性では、1位「情報が多い」(28.5%)、2位「ポジティブな口コミがある」(15.8%)、3位「メディアで紹介されている」(11.4%)がトップ3に挙がり、以下のようなコメントが寄せられました。
【1位:情報が多い】
・運営している人や会社の名前のほか、「住所」「連絡先」がきちんと書かれているサイトは、信頼できると思う(20代男性)
・Xで検索をしたときにたくさんヒットする(30代男性)
【2位:ポジティブな口コミがある】
・個人ブログなどに良いレビューなどがある(30代男性)
・口コミサイトの星の数を参考にします(60代以上男性)
【3位:メディアで紹介されている】
・テレビや雑誌に取り上げられていると信頼できる(30代男性)
・「メディアで紹介されている」が一番信頼できる(40代男性)
一方、女性では、1位「情報が多い」(30.1%)、2位「ポジティブな口コミがある」(20.2%)、3位「情報が更新されている」(15.2%)がトップ3となり、リアルタイムの情報を重視する傾向が、男性よりもやや強く見られました。
【1位:情報が多い】
・会社情報や運営者情報が明確で、顔や実績が公開されていること(20代女性)
・「製品に対する細かな情報」「企業の詳細」がわかると信頼感がもてる(40代女性)
【2位:ポジティブな口コミがある】
・口コミで「対応が良かった」などいいことが多く書かれていれば、信頼できると強く感じます(20代女性)
・インターネットでサイトの運営者について調べたときに、他の利用者の口コミ評価が高いと信頼できると判断します(30代女性)
【3位:情報が更新されている】
・公式サイトの更新がしっかりされている、常に新しい情報も書いている。Instagramが定期的に更新されている(20代女性)
・定期的に、運営者自らが自分の言葉で情報を発信している場合です(40代女性)
反対に「信頼できないと判断するポイント」を聞いたところ、男女ともに1位「情報が少ない」(男性22.5%、女性53.5%)、2位「ネガティブな口コミが多い」(同10.2%、21.1%)、3位「情報が曖昧」(同5.6%、9.9%)がトップ3に挙げられ、全体として「信頼できるポイントランキング」で重視された項目の裏返しとなるような項目が並びました。
この調査で注目すべきは、「運営者情報を確認した後に購入をやめたことがある」とした人が76.4%にのぼったという事実です。
どれだけ商品が魅力的であっても、運営者情報が不十分だったり不透明だったりすると、最終的な購入直前でユーザーを離脱させてしまうリスクがあります。
ユーザーとしても、安心して買い物をするために、まずはサイトの「運営者情報」が充実しているか見直してみてもいいかもしれませんね。
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【出典】
▽Craudia/【ネット販売の運営者情報を調べる人はどれくらい?】男女500人アンケート調査
