予想外のトラブルで窮地 「どうしよう」ではなく「そうきたか」思考で立ち向かえ【漫画】
予想外のトラブルが起きたとき、つい「どうしよう…」と頭を抱えてしまうことは誰しも1度は経験しているでしょう。B.B軍曹さんが投稿した作品『夫が議論負けしない理由』は、そんな“ピンチとの向き合い方”を描いた作品として注目を集めています。
それは、とある日に夫婦で会話していた時のことです。予想外の出来事に頭を悩ませていた作者は、ふと夫に「ピンチの時はどう考えるのさ」と尋ねます。すると夫から返ってきたのは、「“そうきましたか”って考えるようにしてる」という意外な言葉でした。理由を聞いてみると「どうしよう」と思うとその場で立ち止まってしまうけれど、「そうきたか」と思えば、次の手を考えられるというのです。つまり、言葉ひとつで自分の立ち位置が変わるのだといいます。
「どうしよう」と考えているとき、人は“振り回される側”になってしまう。しかし「そうきましたか」と受け止めることで、“挑戦する側”へと気持ちを切り替えられるのです。もちろん言葉を変えたからといって、すぐに問題が消えるわけではありません。それでも、“解釈”が変わることで自分の役割が変わります。そして役割が変われば、行動も変わっていくと夫は言います。
読者からは「次元大介がピンチになると『おっと面白くなってきたぜ』的なことを言うのを思い出しました」や「前向きLv100過ぎて気持ちいいなぁ」など、多くの賞賛の声があがっています。そんな同作について、作者のB.B軍曹さんに詳しく話を聞きました。
■巻き込まれるのではなく、攻略する
ー「そうきましたか」という言葉を聞いた時、どのように感じましたか?
最初はなんでそんな冷静なんだ?と不思議でしかなかったです。でも後からすごく納得して。「どうしよう」は巻き込まれてる人で、「そうきたか」は攻略しようとしてる人の言葉なのです。同じ出来事でも、言葉ひとつで考え方や結果、立場まで変わると思いました。
ー「どうしよう」ではなく「そうきたか」と捉える考え方は、どのような場面で使えると思いますか?
仕事でも人間関係でも、思い通りにいかない時全部だと思います。嫌なことが起きた時って、「なんで、どうして」と考えるほど苦しくなりますよね。でも「そうきましたか」と1回変換すると、じゃあ次どうする?と言った感じで、気持ちを改めて前向きに考えやすくなります。問題は消えないけど、挑む側になれる感覚があります。そうすることで結果として問題も解決できることが多いです。
ー次の手を考える側になる重要性についてどう感じていますか?
夫を見ていて思うのは、議論に強い人は言い負かす人のことじゃなく、感情に飲み込まれず「次どうする?」を前向きに考えられる人だということです。「なんでこんなことに…」で止まると、ずっと現状の問題に振り回されやすい。でも「ここからどう動く?」に変わると、少しずつ未来を変えることができます。千里の道も一歩からではありますが、解釈が変わると結果が変わるって、本当にその通りだなと思います。
(海川 まこと/漫画収集家)
