JR西日本、有料着席の新ブランド「SUWALOCA(すわろか)」スタート 「Aシート」「うれしート」を統一 気になる料金やサービス内容は
JR西日本は2月から、 有料着席の新ブランド「SUWALOCA」を始めました。有料座席「Aシート」や「うれしート」などがありますが、これらの有料座席サービスが内容そのままで「SUWALOCA」ブランドに統一されました。新ブランドになったことで何がどのように変わり、浸透度はどの程度なのでしょうか。
■特急列車も含まれるのがポイント
新ブランド「SUWALOCA」には2つのサービス「スタンダード」と「ライト」があります。「スタンダード」はリクライニング座席となり、一部列車で電源コンセントやWiFiサービスを提供しています。一方、「ライト」のポイントは「スタンダード」よりも割安な追加料金です。「ライト」の座席はリクライニングではなく、一般の転換クロスシートもしくはロングシートです。
「スタンダード」に含まれる列車・サービスは一部の新快速に設けられている有料座席サービス「Aシート」、ラッシュ時に京阪神エリアを走る通勤特急「らくラクはりま」「らくラクびわこ」「らくラクやまと」、そして、「サンダーバード」や「スーパーはくと」をはじめとした特急列車です。
一方、「ライト」に含まれるのは「うれしート」のみです。「うれしート」は京阪神エリアの一部の新快速、快速、普通、広島エリアの一部の快速に設けられ、座席の一部が有料座席になっています。
「SUWALOCA」のポイントは「スタンダード」において、特急料金が不要な新快速と特急料金が必要な通勤特急と特急が同列に扱われている点です。京阪神エリアにおいて、「SUWALOCA」に含まれる特急(一部列車は除く)と通勤特急は「J-WESTチケットレス」で購入すると、特急料金は600円~になります。指定席特急料金(通常期)だと、最低でも1,290円なので、割安に特急、通勤特急に乗車できます。
なお、新快速の有料座席サービス「Aシート」は追加料金(チケットレス指定席券)600円です。「特急」と聞くと、料金面からついつい身構えますが、新快速「Aシート」と同じカテゴリーになり、かつ割安で乗車可能なので、多少は特急料金の割高感も払しょくされるのではないでしょうか。
■これからの普及に期待
「SUWALOCA」がスタートして、3カ月が経過しました。駅では「SUWALOCA」のポスターを見かけるようになりました。しかし、車内の会話では、「Aシート」は耳にすることがあっても、「SUWALOCA」はまだ耳にしません。さすがに、3カ月ではブランドの定着は難しいでしょうから、これからの定着に向けたJR西の施策に注目したいところです。
(まいどなニュース特約・新田 浩之)
