ゲーミングPCは、もはや高級品……!?ミドルクラスGPUを買うのに「+5.5万円」必要な時代に【2025年12月の相場】
2025年12月は、世界的なメモリ供給不足および価格高騰を背景に、各社BTOメーカーで在庫逼迫や価格改定が相次ぎました。合同会社気づけば(東京都渋谷区)が運営するゲーミングPC検索サイト『gg』が公開した、2025年12月における「ゲーミングPCの相場価格の動向」をまとめた月次レポートによると、エントリークラスで「約2.5万円」、人気GPUを搭載するミドルクラスでは、「約5.5万円」の上昇となりました。
相場価格は同サイトに掲載されているBTOの価格データをもとに、中央値を算出。なお、調査対象は、各時点で在庫のあるBTOパソコンのため、特定メーカーで在庫切れや販売停止が発生した場合、一時的に相場価格が大きく変動して見えることがあるとしています。
■▽エントリークラス相場価格の推移
初心者におすすめなエントリークラス(搭載GPU:RTX 5060、RTX 5050、RTX 4060 Ti、RTX 3050、RX 9060 XT、RX 7600)に該当するBTOの相場価格は、12月1日時点の「20万3345円」から12月31日時点では「22万9905円」と、約2.5万円の上昇となりました。
■▽ミドルクラス相場価格の推移
人気GPUを搭載するミドルクラス(搭載GPU:RTX 5070、RTX 5060 Ti(8GB,16GB)、RTX 4070 SUPER、RX 9070、RX 9060 XT、RX 7800 XT)では、相場価格が12月1日時点の「26万9980円」から12月31日時点では「32万4980円」と「約5.5万円」も上昇し、3つの性能帯の中で最も値上がり幅の大きい結果となりました。
■▽ハイエンドクラス相場価格の推移
上級者におすすめなハイエンドクラスのBTO(搭載GPU:RTX 5090、RTX 5080、RTX 5070 Ti、RX 9070 XT)では、一時相場価格約47万円を記録しましたが、12月末時点では「44万8000円」と約3万円の値上がりに留まりました。
■▽構成(GPU+CPU)別にみる相場価格の変動
同サイト内で最も検索されている人気構成TOP3の相場価格の変動率を見ると、「RTX 5070 Ti+Ryzen 7 9800X3D」(+2万3685円、変動率+5.8%)のほか、「RTX 5070 Ti+CoreUltra7 265KF」(+5万5000円、同13.4%)が最も大きな値上げとなった一方、「RTX 5070+Ryzen7 7800X3D」(+6465円、+1.9%)は比較的安定していました。
また、全構成の中で最も値上がりしたのは「RTX 5090+Ryzen 9 9950X」(+31万7000円、+39.4%)だったほか、「RX 7800 XT+Ryzen 7 7800X3D」(+16万4180円、+64.9%)や「RTX 5090+Ryzen 7 9800X3D」(+¥16万100円、+22.1%)も16万円前後の大幅な値上げとなっています。
一方、最も値下げした構成では、「RTX 5080+Core i9 14900KF」(-10万3000円、-20.6%)や「9060 XT (8GB)+Ryzen9 9950X3D」(-9万7680円、-23.3%)、「RTX 5080+Core i7 14700KF」(-9万4000円、-20.0%)などで、いずれも約10万円の下落となりました。





