どうしておやつをくれないの…猫が最強“イカ耳”で猛アピール 「センサーのようなわかりやすさ」「帽子やん」「イカニャンコ!」

「おやつがもらえなくて最強イカ耳に進化」

“イカ耳”といえば、猫が警戒や不安を示すときによく見せる仕草。ときにはリラックスや喜びのときにも見られますが、そのニュアンスは表情に表れます。

今、Xで注目を集めているのは、耳を横にピンと張り、険しい表情で前方を見つめる姿。投稿主の愛猫「コン太」くん(取材時3歳・男の子)は、添えられたコメントの通り、どうやらご機嫌斜めだったようです。見事なお手本のような“イカ耳+表情”のセットに、5万件超の“いいね”が殺到。「表情豊か」「帽子みたい」と多くの人を夢中にさせています。飼い主のXユーザー・とりねゆこさん(@ZUfSk3ITiUPzAPW)に詳しく聞きました。

■意外な瞬間に飛び出した“変貌ショット”

ーー撮影時の状況について教えてください。

「おやつが入っているテーブルの前で私が夕飯を食べていると、『飼い主がそこにいる=おやつチャンス!』とばかりに、背中に体当たりしたり、頭に甘噛みしたり、床に寝転がって切なげにアピールしてきます。この時はすでにおやつをあげた後だったのですが、毎回『もっと欲しい!』と至近距離で粘り強くアピールしてくるんです。あまりにもしつこかったので無視していたら、ふと見た瞬間、イカ耳マックスになっていて…思わずパシャリと撮影しました。コン太はわりとイカ耳になりやすく、カメラを向けると高確率でイカ耳になるんですよ(笑)」

ーーこの光景を見た感想は?

「『さっき2つもあげたでしょー!!』と心の中で叫びました。いつもまるで私が『おやつをくれない悪者』みたいな顔をするので、まるで加害者になった気分です…」

ーーこのあと、どうなりましたか。

「わざとらしく私を踏んづけながら横断し、カリカリを食べに行きました。→いつもは飛び越えていくんです。

でもすぐ戻ってきて、前脚でちょいちょい私の腕を触ってアピールを続けてきましたが、心を鬼にしてあげずに我慢しました」

ーーコン太くんは、どのような性格の子か教えてください。

「感情が読みにくいところもありますが、病気で入退院を繰り返した時期があり、つい甘やかしてしまったんです。天邪鬼で甘えん坊な末っ子タイプですね。ベッドは、自分と飼い主の場所と思っているようで、同居猫のはなちゃんが寝ていると襲いかかって追い出そうとします。けれど、はなちゃんにグルーミングしてほしい時は、寝返りを打つふりをして頭を差し出し、お願いするような仕草をします。はなちゃんは基本優しいので、コン太の“遠回し”なお願いにも応えてあげるんです」

リプ欄は大盛り上がりとなり、笑いや共感の声があふれました。

「かわいい」

「表情豊か」

「お怒りのご様子」

「空も飛べるはず」

「スネスネモードやなぁ」

「むっちゃイカニャンコ!」

「センサーのようなわかりやすさ」

「なんか帽子みたいになってますね」

(まいどなニュース特約・梨木 香奈)

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