救急車で搬送「早く診てもらえんねやろ?」→場合によって待つことも…その理由とは【消防局が解説】

「救急車で病院に行けば早く診てもらえる」というイメージはありませんか?尼崎消防局の公式TikTokアカウント(@amagasaki.fire.dept)が解説しています。

■「緊急性が高い順番」での診察になる

救急車で運ばれた場合でも、「必ず優先的に診てもらえる」というわけではなく、決めるのは病院の先生。症状を病院の先生が判断し、「緊急性がある場合」は、もちろん早く診てもらえます。ですが、病院にいる診察待ちの方や次から次へと来る新しい患者さんの中から「緊急性が高い順番」で診察することになるため、自分自身で病院に来た場合と同じように待つ可能性もあります。

■「便利だから」と救急車が要請されることも…

総務省消防庁によると、「病院で長く待つのが面倒だから」という理由以外でも救急車が呼ばれることがあります。「交通手段がない」「どこの病院に行けば良いかわからない」「便利だから」などの理由で、症状に緊急性がない方からの要請があるのだそう。また、「平日休めない」「日中は用事がある」「明日は仕事」と、救急外来を夜間や休日に受診する人もいるとのこと。

【実際に救急車が呼ばれた事例】

・蚊に刺されてかゆい

・海水浴に行って、日焼けした足がヒリヒリする

・病院でもらった薬がなくなった

・今日入院予定日だから病院に行きたい

▽出典

・尼崎消防局 公式TikTok/救急車で病院に行けば早く診てもらえる?

・総務省消防庁 公式/救急車を上手に使いましょう

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